変化することは怖い。怖くない人なんていない。
本当に勇気があるということは、その怖さを受け入れること。そして、怖くても先に進みたい自分に許可をおろすこと。
何者かにならなくてもいい。何か素晴らしいものにならなくてもいい。
勇気があるということは、何者にもなれないかもしれない自分を認めること。この世界で生きるという最大の試練と向き合ってきた自分を認めること。
自分が思い願ったものになれないことにがっかりしないこと。
辛くて悲しくて情けない思いを山ほどしてきた人生を悔やまないこと。
ありのままの自分、生き続ける勇気を持ち続けた自分、誰かと瞬間でも愛を分かち合った自分、それをそのまま見つめること。
そうすれば自分が愛しくて泣けてくる。
きょうまで生きてきた自分を褒めたくなる。
今ここで、こうして誰かと繋がれる自分の幸せに気づく。
本当の勇気とは、ただ生き続けること。
そして生きていることから目を逸らさないこと。
変化や変容は、自分がするものなのではなく、受け入れたときに押し出される場所に起こること。
その時まで、とことん自分を生きること。
自分から目を逸らさないで生きることは、静かにただ美しい。
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