自分の中にあるものをクリアに見るときが来ている

これまで我慢できたことが、もう我慢できなくなっている人が多くなっていると思います。

これまで見過ごすことができたことを、もうそのままにしておけないという衝動が湧き上がってきている人も多くなっていると感じます。

これらは、自分以外の外の世界に対してと同時に、自分自身に向けても起こっていることでしょう。

小さな違和感のように感じることを、もうそのままにしておくことができなくなっているのです。

実は、その「小さな違和感」は、本当は決して小さくはなかったのです。

それと直面することで起こり得る「自分にとって不都合なこと」を起こしたくないばかりに、本当はとても深く大きな違和感を、小さく感じるように自分の中で圧縮していたのです。

その圧縮装置が、もう働かなくなっているようです。それは社会的な現象においても起きているし、個人個人の人生においても、もう作用しなくなっています。

ポータルが開くということは、そういうことです。社会通念や常識、自分がこれまで形作ってきた信念体系による行動規範が、これまでのようには働かなくなるのです。

その代わりに、本当の自分、魂意識の自分というところから「どう在りたいか」という感覚が浮かび上がってきて、それを押し込めることがとても難しくなっています。

「魂からの声」とでもいうような衝動に動かされることを、どこかで望んでいた自分自身を知るために、多くの人に、それに気づくための「出来事」が起こります。

それらは一見、起こって欲しくなかったことのように見えますが、そういう出来事が起こらない限りはできなかった感情の発散や、自分の中に湧き上がる疑問への気づき、そして自分の在り方を深く考え直すような機会を与えてくれます。

その機会を逃さないでください。心地悪いことだけにフォーカスして、激情にかられて被害者意識を増大させたり、相手を糾弾したり、社会に怒りをぶつけたりしては、自分が得たかったことから遠ざかります。

その出来事で発散しなくてはならかった感情があるなら、十分それを発散させ、その後にそこに横たわっている「真実」に目を向けてください。

その「出来事」によって、自分が自分を押し込めていた何かがあることに気づいたならば、その扉を開けてください。押し込められていたものを解き放ってください。

チャンスが訪れているのです。すべてものの波動が上がることで、これまで見えなかった(見ようとしなかった)ものの本当の正体が浮かび上がってきています。

一見ネガティブな出来事を排除するのではなく、自分の気づきと変容のためにどのような後押しになり得るのかを見つけてください。

すべての人が愛し愛され、すべての人が共感を持って繋がりあえる時がきています。と同時に、自分が自分を最も大切に扱うことが優先され、それを自分自身に許可したときには、その自分にふさわしい世界が現れてきます。

生まれてくる前に魂が結んできた契約は、時には「憎まれ役」をすることであったりもするのです。そういうネガティブな役をしてくれた人に、本当の意味で感謝することができたなら、その人はもう憎まれ役である必要がなくなったり、時にはあなたの人生から姿を消していったりもします。

美しい世界を生きるための禊のような期間に、今私たちは入っています。何か苦しいと感じる出来事が起こったとしても、決して絶望しないでください。ちょっとした小さな違和感も、無視することをしないでください。

そこから先に何を見るか?それこそが、自分が必要としていることなのです。偶然と言うものはないのです。

社会的にもさまざまな告発や、事実の検証が行われているようです。自分が目にするもの、気になるもの、心に残るものは、あなたにとってのヒントです。自分自身の内なる叡智に導かれ、自分で答えを手にする大きなチャンスを得てください。

あなたの中にあるものを、あなた自身が一番クリアに見る時が来ているのです。

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