生まれる前に契約してきたパートナーシップというものが存在するそうです。
その相手に巡り会わないうちは、心の中に空いた穴がどうしても埋まらない感じがするという類のものです。
結婚相手がそうでないと感じる時には、ないものをずっと探し続けるような心境のまま、満たされない関係性を続けてしまいます。
潔く離婚するならば、まだ独りぼっちでその穴を感じていられるのですが、結婚生活を続けたままでいる時は、その空しさゆえに相手を責め、自分を正当化することで苦しさから逃れようと、更なる苦しみの場所に自分を置き続けます。
先日、ザ・グループがそういうことが何故起こるかについて話をしてくれました。
私達はスピリットの時に、人間の身体に入ってからのさまざまな魂の計画と契約をあらかじめ決めています。
その中にパートナーシップについても契約があるのですが、時には生まれた次元が別の場所であることがあるそうなのです。
同じ地球に生まれ落ちているはずなのに、生きている次元が違うのです。
深く結びついた魂たちは、互いの気配を感じ取ります。そしてその存在を求めます。
するとそのエネルギーによって、実際に側にいる別の人間が代わりにそれを受け取って、その人に求愛してしまうのです。
しかしいずれ、それは求めていた魂ではないことに気付きます。
そして、悲しくも一時の恋愛感情や愛が醒めていくのです。
しかし、ザ・グループが話してくれたある魂のパートナー達の話は、本当に深く心に沁みました。
私自身が通ってきた心の変遷と同じだという事を感じました。
違う次元にいる魂のパートナーとは、この次元の身体を持って出会う事はできないのです。
それを受け入れて、身体で触れ合い愛を分かち合うことのできる相手を人生に受け入れることを決める事で、私達は限られたこの一生をより深く、愛を体験しながら生きることができるのです。
私はかつて、とてもリアルでエネルギーの体感を伴った夢を見たことがあります。
私の魂のパートナーに出会い、その存在に包まれる夢でした。
その圧倒的な愛に満たされた感覚は、十数年経っても忘れることができません。
それまで、夫が自分にとってそういう存在ではないのではと苦しみ悩んでいた私でしたが、夢の中の存在に「夫と子供達が私を探して呼んでいるから、行くね!」と答えて夢から醒めてから、心の中の穴が埋まったことを覚えています。
今回ザ・グループの話してくれた事と同じだということが直感的にわかりました。
このお話は、ザ・グループからのメッセージ「Beacons of Light(光の灯台)」の翻訳としてシェアされているので、別記事にあげておきます。
https://note.com/embed/notes/n90b75704a576
時には、契約がスムーズに履行されないこともあるのです。
手に入らないものを追い求めて、今この時、目の前の幸福を自分から遠ざけることは空しいことなのです。
あなたの目の前にある、あなたを幸せにする現実をしっかりと見つめて下さい。
身体を持って触れあうことができる相手と、愛と喜びで繋がって下さい。
たとえ魂のパートナーと今世で出会う事ができないとしても、その存在は決していなくはならないのです。
あなたが選んだ道筋で出会っている人々と、最高の愛を分かち合う人生を送りあうことが、元々のあなたの計画なのです。
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